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2026年8月 化学産業ニュース・展示会情報
一、全国炭素市場が石化・化学業界に拡大
出典:生態環境部、新華網(2026-08-14)
8月13日、生態環境部の李高副部長は国務院新聞弁公室の記者会見で、「第十五次五カ年計画」期間中に、全国炭素排出権取引市場を現在の4業界(発電、鉄鋼、セメント、アルミ精錬)から石化・化学等の高排出業界に拡大し、全国の約80%の二酸化炭素排出を効果的に管理すると発表しました。これは化学業界の生産コスト構造と炭素管理戦略に深い影響を与えます。
二、中国化学業界初の特化型安全AI大モデルFORUS発表
出典:科学技術日報(2026-08-03)
中国中化ホールディングスが中国化学分野初の特化型安全大モデルFORUSを発表しました。同モデルは化学産業チェーン全体の安全生産データと管理経験を深く統合し、制度規範、技術標準、事故事例などを推論可能な知的能力に変換し、隠患自動識別と安全リスク早期警戒を実現します。AI技術の化学安全分野における本格的な応用を示す画期的な出来事です。
三、合成アンモニア市場が5年ぶり安値、輸出は過去最高
出典:中国化工報、中経網(2026-08-14)
産能拡大、内需低迷、地政学的紛争の影響により、合成アンモニア価格が5年ぶりの安値に下落しました。7月31日時点の国内平均価格は2,055元/トンで、コストラインに近い水準です。上半期の現物平均価格は2,247元で、前年同期比6.53%減。一方、輸出は上半期に過去最高を記録し、国際需要による市場支えを反映しています。
四、グリーンアンモニアプロジェクト第一期工事完了
出典:新華報業網(2026-08-10)
中国化学成達公司がEPC総承包した国華投資「グリーンポート・ハイドロジェンシティ」年間10万トングリーンアンモニア合成プロジェクト(第一期)が中間引渡しを完了しました。工事設置が全面的に竣工し、連動調試・稼働試験段階に入ったことを示す重要なマイルストーンです。
五、微生物光合成システムによる効率的化学品生産
出典:新華社(2026-08-16)
フィンランド・トゥルク大学の研究チームが、光合成機能を持つ微生物をナノセルロース薄膜に固定化した新型光合成システムを開発しました。従来の微生物光合成システムよりより効率的な化学品生産が可能です。グリーン化学品生産の新たなアプローチとして、化学業界の化石原料依存低減に貢献することが期待されます。
六、三省庁がエネルギー・炭素効率リーダー選定を開始
出典:新華網(2026-08-04)
工業・情報化部、国家発展改革委員会、国家市場監督管理総局が合同で、2026年度重点業界エネルギー効率・炭素効率リーダー企業推薦作業の通知を発出しました。従来のエネルギー効率リーダー制度に炭素効率評価を初めて追加し、産業の省エネ・炭素削減をより深く推進します。
展示会情報
第23回中国国際化学工業展(ICIF China 2026)
| 開催日 | 2026年9月15-17日 |
| 会場 | 上海新国際博覧中心 |
| 展示面積 | 155,000+ 平方メートル |
| 出展企業 | 2,500社以上 |
| 来場者数 | 80,000人以上 |
| テーマ | 新しきを歩む・共に新たな篇章を綴る |
| 主催 | 中国石油和化学工業連合会 |
| 展示範囲 | エネルギー・石油化学、基礎化学品、化学新材料、化学環境保護、スマート製造など |
| 公式サイト | www.icif.cn |
ICIF Chinaは1992年に創設され、34年の発展を経て22回成功举办し、世界有数の石油・化学工業交流プラットフォームとなっています。本回は化学新材料、グリーン化学、スマート製造等の最先端分野に焦点を当て、バリューチェーン全体の貿易・技術交流の絶好の機会を提供します。
編集日:2026年8月17日|凱司特生化股份有限公司